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2011年2月26日土曜日

手記49:劣悪な雑居房

空港(クロッパー)刑務所では雑居房に入れられました。コンクリートの打ちっ放しでドアは頑丈な鉄製でした。広さは8×7メートル。さまざまな国籍の男たちであふれていました。エジプト、イエメン、サウジアラビア、シリア、イラン、アフガニスタン、nibal(意味不明)、インドなど、、。
考えられないほどのすし詰めでした。最も人数が増えたときには一部屋に80人にもなったのです。1メートル四方に1.5人の計算になるでしょうか。横になって眠ることなど出来ません。みなで考えて眠るひと以外は立ってスペースを作り交代で眠ることにしました。。
年をとった者は長く休めるように配慮されました。
よく停電がありました。ファンが止まると多すぎる人で息が苦しくなりました。
何度も逮捕されたというひとは珍しくありませんでした。米軍は手当たり次第逮捕していたのでしょう。逮捕の理由はばらばらでそれぞれ皆にストーリーがありました。
食事はパンにバターとジャムでした。たまにバターとオレンジでした。イラク人には受け入れがたいものです。わたしたちは空腹を抱えていました。
(ワリードと連絡が取れないので仮訳です)

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