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2009年9月14日月曜日

イラクの市民には届かない正義

本日、NHKで放送された内容をこのブログを見ていただいている方から連絡いただきました。


「18時10分からのNHK海外レポートによると、過去六年間でイラク国内で殺された弁護士は計650人、刑務所や警察の不正や汚職を追及した弁護士が暗殺の標的になっているようです。犯人についてレポートは伝えていませんでしたが、当局に専門の暗殺部隊がいるとしか考えられません。同じく六年間に殺された裁判官は約150人。こちらは主に、「袖の下」を拒否した裁判官が狙われたようです。イラクの汚職腐敗はすさまじく、警察官の採用試験を受けるのにさえ700ドルの袖の下がいるそうです。何とか親類からの借金などで金をかき集め、めでたく採用試験に受かった者がこんどはその借金を返すためせっせと賄賂を取るという悪循環に陥っている、とレポートは伝えていました」

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